第 66 期 報告書
2014年4月1日
▶2015年3月31日
先端技術で社会と産業の進化を支える
当事業年度(以下、「当期」という)の世界経済を概観し
ますと、米国経済は民需主導により緩やかな景気回復基調
が続きました。欧州経済もユーロ圏諸国における債務問題再
燃が懸念されましたが、ECB(欧州中央銀行)が金融緩和
策によるユーロ安誘導を行うことで小康を保っており、欧州
全体としての景気は持ち直してきております。また、中国及
びその他新興諸国の経済も世界景気の緩やかな回復を背景
にした輸出の復調によって景気の下振れは回避されつつあり
ます。一方、わが国経済におきましては、消費税率引き上げ
の影響による個人消費の低下が懸念されましたが、円安、
株価の上昇並びに原油価格の下落等を背景に景気は回復基
調を維持しております。
このような経済環境の中で、当社は当社の主要な得意先
における商品・生産拠点等の事業展開を見極めながら、既
存得意先の深耕、新商品の発掘及び新しい販路の開拓に全
社的に取り組むことで、事業の拡大に努めてまいりました。
当期におきましては、当社の主要な得意先において、国内外
を問わず自動化を中心にした設備投資が堅調に推移したた
め、制御機器、FA機器及び産業機器ともに販売を伸ばすこ
とができました。
以上の結果、売上高は190億7百万円(前年同期比16.4
%増)、営業利益は8億81百万円(前年同期比40.5%増)、経
常利益は10億40百万円(前年同期比44.9%増)、当期純利
益は6億64百万円(前年同期比54.9%増)となりました。
株主の皆様に対する配当方針につきましては、安定的な
配当の継続をめざすとともに、株主の皆様に対する公明性を
明確にした業績連動型の配当性向を基本と考えております。
当期の期末配当金につきまして、今後の事業展開などを勘
案し、1株につき60円とさせていただきました。
株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援、
ご鞭撻を賜りますようお願い申しあげます。
平成27年6月
株 主 の 皆 様 へ
株主の皆様には、平素から格別のご高配を賜り、
ありがたく厚くお礼申しあげます。
ここに、当社第66期 (平成2 6年4月1日から平成27年3月31日まで)の
報告書をお届けするにあたり、当期の概況をご報告するとともに、
ひとことご挨拶申しあげます。
最新の商品、
技術及びサービスの提供
代表取締役社長 三浦 直行
当期の概況
Top Message
制御機器
制御機器は、空気圧機器、電子センサー、圧力センサー、流体継ぎ手、真空機器、緩衝材等で
構成されており、主としてデジタル機器、半導体・液晶製造装置、基板実装機、自動車・車載部
品等を製造する得意先へ販売しております。
当期におきましては、半導体・液晶製造装置、デジタル機器関連の得意先中心に幅広い得意先
における空気圧機器及び継ぎ手等の需要が堅調に推移したことに加えて、物流装置メーカーから
の制御機器の需要が急増したこと等により、制御機器全体の売上高は前年同期を上回る71億4百
万円(前年同期比15.5%増)となりました。
生産工場の構成には欠かせない
産業機器は、電動ドライバー、アルミフレーム、無人搬送車、コンベア、揚重機、ろ過フィル
ター、環境システム等で構成されており、主としてデジタル機器、自動車・車載部品、医療機器、
精密機器等を製造する得意先へ販売しております。
当期におきましては、電動ドライバーやアルミフレーム等を中心に産業機器全体で幅広い得意
先からの需要が旺盛でありました。中でも前々期から取り組んできたろ過フィルターの売上が大
きく寄与したこと等により、産業機器全体の売上高は前年同期を上回る36億3百万円(前年同期
比16.8%増)となりました。
産業機器 生産組立て作業に使用されている
FA機器
FA機器は、産業用ロボット、自動組立機、表面実装システム、レーザー加工機、精密塗布装置
等で構成されており、主としてデジタル機器、自動車・車載部品、OA機器、医療機器等を製造す
る得意先へ販売しております。
当期におきましては、期を通じて半導体製造装置や液晶に関連する得意先におけるFAロボット
や直動システムの堅調な需要が続いたことに加えて、複写機メーカーの海外子会社からのマウン
ターの大口需要や自動車・車載部品に関連する得意先の海外子会社向けにプラズマ洗浄機の大口
需要があったこと等により、FA機器全体の売上高は前年同期を上回る82億99百万円(前年同期
比16.9%増)となりました。
工場の自動化・コストダウンを実現
売 上 高
取 扱 商 品 実 績
Business Review
前期
平成26年3月期
当期
平成27年3月期
制御機器
6,151
百万円 (37.7%) FA機器7,097
百万円 (43.4%) 産業機器3,084
百万円 (18.9%) 制御機器7,104
百万円 (37.4%) FA機器8,299
百万円 (43.7%) 産業機器3,603
百万円 (18.9%)( )内は構成比
16,333
百万円 百万円
19,007
■営業活動のご紹介
当社では “ミニ展” と称し、社員が得意先様の
工場等に出向いて、新しい機械工具や装置等
の情報を提供する営業活動を行っており、多く
の得意先の皆様からの好評を得ております。
※ミニ展の実施状況
部門別概況
「ミニ展」を実施
売上高
売上高 190.07 億円
営業利益/経常利益/当期純利益
利益
営業キャッシュ・フロー/投資キャッシュ・フロー/フリーキャッシュ・フロー
キャッシュ・フロー 4.86 億円
総資産/自己資本/自己資本比率
資産 196.06 億円
ROE/ROA
フリーキャッシュ・フロー※ 総資産 0
5,000 10,000 15,000
20,000(単位:百万円)
第65期 第62期 第63期
17,581 19,180
18,151
第64期 第66期
16,333 19,007
486 576
△90
(単位:百万円)
営業キャッシュ・フロー 第65期投資キャッシュ・フロー
△18 524
△542
1,897
△67
第62期 第63期 第64期
※フリーキャッシュ・フロー=営業キャッシュ・フロー+投資キャッシュ・フロー
△52 1,830
191
△244
△1,000 0 500 1,000 1,500 2,000 2,500
第66期
△51 9△60
0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000
18,601 13,313
18,531 13,697 71.6% 73.9% 71.7%
18,417 13,213
第65期 第62期 第63期 第64期 第66期
72.9% 19,159
13,968 70.7%
19,606 13,866
(単位:百万円)
自己資本 自己資本比率 総資産
0 2 1 3 6
4 5
2.3 3.1
3.4 4.8
(単位:%)
第65期 第62期 第63期
ROA 2.7
3.6
第64期 ROE 3.6
5.0 4.3
3.2
第66期
(単位:百万円)
当期純利益 第65期
第62期 第63期
経常利益 営業利益
848
467 762
第64期 1,077
913
0 1,200
200 400 600 1,000 800
第66期 1,163
665
1,004
585
717
429 627
1,040
664 881
8.81
営業利益
億円 10.40
経常利益
億円
利益率 4.8
ROE
% 3.4
ROA
%
6.64
当期純利益
億円
財務ハイライト
Financial Highlights
業績の推移
財 務 諸 表
Financial Statements
(単位:千円)
科 目 (平成27年3月31日現在)当 期
前 期
(平成26年3月31日現在)
資産の部
流動資産 14,600,454 14,264,920 固定資産 5,005,751 4,894,510 有形固定資産 1,944,621 1,979,190
無形固定資産 87,645 96,368
投資その他の資産 2,973,483 2,818,950
資産合計 19,606,205 19,159,430
科 目 (平成27年3月31日現在)当 期
前 期
(平成26年3月31日現在) 負債の部
流動負債 5,420,117 4,964,811
固定負債 319,221 225,882
負債合計 5,739,338 5,190,693 純資産の部
株主資本 13,431,610 13,791,734 評価・換算差額等 435,256 177,001 その他有価証券評価差額金 435,256 177,001 純資産合計 13,866,867 13,968,736 負債及び純資産合計 19,606,205 19,159,430
貸借対照表
科 目 平成26年4月1日から当 期 平成27年3月31日まで
平成25年4月1日から前 期 平成26年3月31日まで 売上高 19,007,701 16,333,857 売上原価 16,238,756 13,895,353 売上総利益 2,768,945 2,438,504 販売費及び一般管理費 1,887,173 1,811,021
営業利益 881,772 627,483
営業外収益 162,463 95,873
営業外費用 3,776 5,498
経常利益 1,040,459 717,858
特別利益 ― 2,482
税引前当期純利益 1,040,459 720,341 法人税、住民税及び事業税 391,800 297,300
法人税等調整額 △16,264 △6,282
当期純利益 664,923 429,324
(単位:千円)
(
)
(
)
損益計算書
社 名 株式会社 鳥羽洋行(英文表記 TOBA,INC.) 本 社 東京都文京区水道二丁目8番6号
設 立 昭和24年12月14日(創業:明治39年9月15日) 資 本 金 11億4,800万円
事業内容 制御機器、産業用ロボット、計測計装機器、コンピューター、電子 機器、搬送機器、建設・管工機器、ファスナー、環境整備機器、機 械工具、工作機械、理化学機器、化学工業薬品類等の販売および輸 出入。
上記に関する生産設備効率化のためのコンサルタント。 機械工具器具とその部品類の加工販売および輸出入。 古物売買業。
従業員数 192名(男性:133名 女性:59名)(平成27年3月31日現在)
(注) 従業員数には、他社への出向者及び嘱託社員を含んでおりません。
代表取締役社長 三 浦 直 行 常 務 取 締 役 遠 藤 稔 常 務 取 締 役 鳥 羽 重 良 取 締 役 松 永 健 一 取 締 役 園 家 秀 幸
取 締 役 尾 関 真一郎 常 勤 監 査 役 大 島 伸 雄 監 査 役 廣 瀬 勝 一 監 査 役 森 眞 一 監 査 役 早 﨑 信
会社概要 役 員
(平成27年6月19日現在)会 社 情 報
Corporate Data
営業ネットワーク
(平成27年4月1日現在)海外拠点 国内事業所一覧
● 滋賀営業所
● 大阪営業所
● 兵庫営業所
● 広島営業所
● 福岡営業所
● 大分営業所
中国
● 鳥羽(上海)貿易有限公司
● 同公司 深圳分公司
● 同公司 蘇州分公司
● 東莞市鳥羽機械設備有限公司
タイ
● TOBA(THAILAND)CO.,LTD.
ベトナム
● TOBA, INC. ハノイ駐在員事務所
● 青森営業所
● 仙台営業所
● 宇都宮営業所
● 前橋営業所
● 熊谷営業所
● 川越営業所
● 本社
(管理本部・営業本部・特機システム部・ 海外事業グループ)
● 松本営業所
● 静岡営業所
● 名古屋営業所
● 東京営業所
● 東京南営業所
● 茨城営業所
● 千葉営業所
● 八王子営業所
● 厚木営業所
● 甲府営業所
(平成27年3月31日現在)
発行可能株式総数 20,000,000 株
発行済株式総数 5,000,000 株
株主数 3,175 名
株式数及び株主数 株式数分布状況
所有者別
金融機関
397,400株(7.94%) その他国内法人 841,604株(16.83%)
証券会社
129,879株(2.59%) 自己株式
688,998株(13.77%) 外国人275,900株(5.51%) 個人・その他
2,666,219株(53.32%)
5,000,000
合計 株(100%)
地域別
5,000,000
合計 株(100%)
北海道5,826株(0.11%) 中国地方27,705株(0.55%) 東北地方24,418株(0.48%) 四国地方14,113株(0.28%)
関東地方
3,184,626株(63.69%) 九州・沖縄地方32,146株(0.64%) 中部地方337,488株(6.74%) 国外276,300株(5.52%) 近畿地方408,380株(8.16%) 自己株式688,998株(13.77%)
株 式 情 報
Stock Information
I R 情 報
当期のIR活動実施状況
写真は、「中間決算説明会」実施状況(開催場所:大和証券株式会社本社)
平成26年5月29日
2014年3月期 決算説明会(アナリスト向け)実施 平成26年11月27日
2014年3月期 中間決算説明会(アナリスト向け)実施 平成26年12月6日
個人投資家向け※「会社説明会」実施(名古屋にて)
※主催:大和インベスター・リレーションズ株式会社
〒112−0005東京都文京区水道二丁目8番6号 (03)3944−4031 http://www.toba.co.jp/
事 業 年 度 毎年4月1日から翌年3月31日まで 定 時 株 主 総 会 6月
基 準 日 3月31日その他必要があるときは、あらかじめ公告いたします。 配 当 金 受 領
株 主 確 定 日 3月31日 中間配当を行う場合は、9月30日 株主名簿管理人 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号
三井住友信託銀行株式会社 特 別 口 座 の
口 座 管 理 機 関 東京都千代田区丸の内一丁目4番1号 三井住友信託銀行株式会社 郵 便 物 送 付 先
[ 電 話 照 会 先 ]
〒168-0063 東京都杉並区和泉二丁目8番4号 三井住友信託銀行株式会社 証券代行部 電話 0120-782-031(フリーダイヤル) 取 次 事 務 三井住友信託銀行株式会社 本店及び全国各支店 単 元 株 式 数 100株
公 告 方 法
電子公告により行います。 (http://www.toba.co.jp/)
ただし、やむを得ない事由が生じたときは、日本経済新 聞に掲載して行います。
株主様の口座のある証券会社にお申出ください。 なお、証券会社に口座がないため特別口座が開設され ました株主様は、特別口座の口座管理機関である三井 住友信託銀行株式会社にお申出ください。
住所変更、単元未満株式の 買取等のお申出先について
株主名簿管理人である三井住友信託銀行株式会社に お申出ください。
未払配当金の支払いについて
配当金お支払いの際にご送付しております「配当金計 算書」は、租税特別措置法の規定に基づく「支払通知 書」を兼ねております。確定申告を行う際は、その添付 資料としてご使用いただくことができます。 ただし、株式数比例配分方式をご選択いただいている 株主様につきましては、源泉徴収税額の計算は証券会 社等にて行われます。確定申告を行う際の添付資料に つきましては、お取引の証券会社等にご確認をお願い いたします。
なお、配当金領収証にて配当金をお受取りの株主様に つきましても、配当金のお支払いの都度「配当金計算 書」を同封させていただいております。確定申告をな される株主様は大切に保管ください。
「配当金計算書」について
所有株式区分 1,000株以上 100株以上1,000株未満 オリジナル・クオカード
3,000円相当を進呈 オリジナル・クオカード 1,000円相当を進呈
継続保有3年以上 オリジナル・クオカード
6,000円相当を進呈 オリジナル・クオカード 2,000円相当を進呈
制度の内容は、下記のとおりであります。
(注)継続保有3年以上の確認にあたっては、平成25年3月末日以降、毎年3月末 日の株主名簿に同一の株主番号で、連続して4回以上記載または記録され た株主様を対象とさせていただきます。
株主優待制度のお知らせ